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Jun 16
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「言葉」というものは一度おぼえてしまうと「わからない」状態に戻ることができません。他国の言葉の「それっぽさ」は真似できても自国の言葉でそれはまずできませんよね。意味が「わかってしまう」から内容そっちのけでニュアンスだけというわけにはいかなくなります。つまりそこでは何らかの感覚が失われていることになります。今「他国の言葉」「自国の言葉」と書きましたが、ほんとうは「言葉と国」は一致していません。また「言葉と文字」も一致するものではありません。「そういうこと」にしているだけです。今も「そういうこと」で書き進めています。
今回、わたしたちは壁に「文字」を描いてみようと話しました。それもできるだけいろいろな種類の「文字」を。それをしながら「自国の言葉がわからなくなる」感覚がやってくるといいなと思いました。「他国の言葉のわからなさもわからなくなる」ところまでいけたらもっといいと思います。二人で「とうきょう」と「うた」の話をしながら描きました。長い時間いっしょにいたのでほんとうはもっといろいろな話をしましたが。まだ完成していません。7月25日まで制作し続けます。最終的にどうなるか自分たちもまだわかっていません。何度か見に来てもらえると嬉しいです。入口のところで描いているので入場料を払わなくても見れます。でも一回は払って中の他の展示も合わせて見てもらえると嬉しいです。